紙媒体で、食情報を発信し
食のインフラを底上げする
取材・検証活動を通じて食の現場、行政のいまを世界視点で集めます。その情報・知識は、同業の事業者や一般生活者にとっての実用書として出版し、食意識・食知識、食文化の底上げを目指します。
専門家にインタビューしたり、たくさんの時間を一緒に過ごして本を作っています。
一方で、
一生活者として、多すぎる情報と商品の中で立ちすくむこともしばしば・・・・。
答えが簡単じゃないから
きょうも文字を読み、人に会い、話し、体で感じながら、考えていく。
そのために、私はいくつものステージを大事にしています。
松成 容子 Yoko MATSUNARI
奈良女子大学家政学部食物学科卒。会社勤務、フリーランスライターを経て、1992年編集プロダクション、有限会社たまご社設立(代表取締役)。
出産後、1994年よりフランスの味覚教育、日本の子供料理教育、食農教育などを積極的に取材開始。2003年、NPO法人食育研究会Mogu Moguを設立(代表理事)。
2009年、パン・ド・ロデヴのおいしさに目覚め、2012年パン・ド・ロデヴ普及委員会設立(代表理事)。
「ミニハピ」掲載記事 http://minihapi.jp/interview/interview-594.html
松成容子は、情報を取材して文字・紙面に表す編集プロダクションという会社経営と、社会課題を解決する目的のNPO法人の両方を同時に運営しています。前者では食を社会に提案する事業者に対して生活者視点の疑問をなげかけ、リアルタイムで正確な情報を集め、紙媒体にして発信します。一方NPO活動では、社会に流れる(または、流れにくい)情報の正しい受け止め方、そのペースになる基礎知識の持ち方を生活者に直接、語り掛け、届けます。この両輪を同時に運営してこそ、個々のよりよい食生活、ひいては社会全般を健全で持続可能に導くと考え、ミッションととらえています。
取材・検証活動を通じて食の現場、行政のいまを世界視点で集めます。その情報・知識は、同業の事業者や一般生活者にとっての実用書として出版し、食意識・食知識、食文化の底上げを目指します。
生活者は、食品や食情報があふれるほど、自分にも社会にも次世代にもよい判断ができるよう意識を持つ必要があります。当会は、持続可能な食の社会を想像できる人間を増やすことを目的に、紙上ではなく「原体験」としての学びの場所&機会づくりを考え、行動し続けるシンクタンクです。
一つの食品を核に、意識の高い大人がいかに良質なものを認め、広め、定着させることができるか。10年限定(2012~2022年)の試験的取り組みです。Mogu Moguの食育活動に共感する人間が核となって、市場経済と食文化のバランスを検討しています。